写真:左から、上村尚人 大分大学医学部附属病院臨床薬理センター長・教授、北野正剛 同学長、佐藤信明 VLPセラピューティクス・ジャパン臨床開発本部長
大分大学は8月25日、大分県庁で行われた学長記者会見で、VLPセラピューティクス・ジャパン(VLPTジャパン)ら国内6機関1と共同研究開発を進める新型コロナウイルスワクチン治験計画が同大学医学部附属病院の治験審査委員会に8月3日付けで承認されたことを発表しました。本治験(臨床試験)第I相は、同病院臨床薬理センターで実施されます。本会見には、VLPTジャパンから佐藤信明 臨床開発本部長ら2名も参加し、報道陣の質問に答えました。
本ワクチンの研究開発は、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)2及び厚生労働省3, 4の支援を受けて実施しています。
- VLPセラピューティクス・ジャパン(代表機関)、医薬基盤・健康・栄養研究所、大分大学、大阪市立大学、国立国際医療研究センター、国立病院機構 名古屋医療センター、北海道大学
- AMED事業名:令和2年度 「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対するワクチン開発」(2次公募)/課題名:「自己増殖RNAテクノロジーを用いたわが国における新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対するワクチン開発」
- 厚生労働省:ワクチン生産体制等緊急整備事業(第2次公募)の採択結果について
- 厚生労働省:新型コロナワクチンについて > 開発状況について
- 発表元リンク:大分大学 > 令和3年度 8月 学長記者会見