【開催案内 1/13-14】日本医療研究開発機構(AMED)「第5回TRSシンポジウム:第2回新型コロナウイルス感染症対策関連研究開発事業の成果報告会」(VLPTジャパン赤畑渉、2日目「ワクチン開発」セッションで登壇)

(以下、イベント公式ページより抜粋)新型コロナウイルス感染症(COVID-19)については最初の報告から約2年が経過し、新しい生活様式も定着してきました。国内のワクチン接種も順調に進み、感染防止策も進んできました。また、治療薬開発も進み、使用が認められた経口治療薬も出てきました。今後は、ワクチン接種と治療薬を使うことで、経済を回しながら、生活していくフェーズに入ったと考えられます。そのような状況の中、我が国においても国産のワクチン・治療薬等の開発のため、多岐にわたって研究開発の支援を行ってきており、特に、AMEDでは「創薬支援推進事業」、「ワクチン開発推進事業」、「新興・再興感染症研究基盤創生事業」及び「新興・再興感染症に対する革新的医薬品等開発推進研究事業」といった医薬品開発に関する4つの事業を通してCOVID-19に関する、基礎研究から実用化までの一連の研究開発を支援してきました。6月に行った第1回成果報告会から約半年が経過し、研究開発課題の進捗や前回お伝えすることのできなかった幅広い成果をあらためてお伝えする機会として今回の成果報告会を開催させていただく運びとなりました。前回と同様に成果報告会を主催するキャタリストユニットは、AMEDの取り組みの一つとして、オールジャパンにおける医薬品創出の推進力を強化する目的として整備された創薬支援推進ユニットの一つです。創薬支援ネットワークをはじめとする医薬品プロジェクトに関する広報活動・情報発信の拠点として活動しています。今回も、COVID-19に関する疫学的特徴やウイルス変異株に関する研究をはじめ、診断法、免疫応答、重症度に応じた治療薬開発、重症化予測、ワクチン開発など、研究者の先生方にご報告頂きます。COVID-19を理解し、一刻も早く克服する方法を探る機会として活用いただけるよう、ぜひ多くの方のご参加をお願い申し上げます。なお、当シンポジウムはオンライン開催となります。(以上抜粋)

VLPセラピューティクス・ジャパン合同会社の赤畑渉代表は、本シンポジウム2日目のセッション「ワクチン開発」の最後に登壇します。

日時

  • 2022年1月13日(木)9:45~17:30、1月14日(金)10:00~17:45

詳細・申し込み

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VLPセラピューティクス・ジャパンについて

VLP Therapeutics Japan株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:赤畑渉)は2020年、米国VLPセラピューティクスの100%子会社(当時)として設立されました。2024年現在、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)*1、AMED先進的研究開発戦略センター(SCARDA)*2 及び厚生労働省*3 の支援により、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)等に対するワクチンを、VLPセラピューティクス保有の自己増殖RNA(レプリコン)技術を用いて研究・開発中です。

  1. AMED事業名:令和2年度「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対するワクチン開発」(2次公募)/課題名「自己増殖RNAテクノロジーを用いたわが国における新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対するワクチン開発」
    https://www.amed.go.jp/koubo/11/02/1102C_00002.html
  2. AMED SCARDA事業名:令和5年度 「ワクチン・新規モダリティ研究開発事業(一般公募)」/課題名「レプリコンプラットフォームテクノロジーを用いた今後出現する株を含めたユニバーサルコロナワクチン開発」
    https://www.amed.go.jp/koubo/21/02/2102C_00004.html
  3. 厚生労働省:ワクチン生産体制等緊急整備事業(第2次公募)採択結果
    https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_20482.html
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VLPセラピューティクスについて

VLP Therapeutics, Inc.(本社:米国メリーランド州ゲイサーズバーグ、CEO:赤畑渉)は2013年、世界の「満たされていないメディカル・ニーズ」に応え、従来のワクチン療法を一変する革新的な治療法を開発するため、赤畑渉が上野隆司博士、久能祐子博士らと設立しました。2024年現在、がんに対する治療ワクチンと、マラリア、デング熱、インフルエンザ等感染症に対する予防ワクチンの研究開発を進めています。

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赤畑渉(あかはたわたる)について

1997年、東京大学教養学部卒業、京都大学人間・環境学研究科入学。京都大学ウイルス研究所の速水正憲教授のもとHIVワクチンの研究開発に携わり、2002年に博士号取得。同年~2012年、米国立衛生研究所(NIH)ワクチン研究センター勤務。2009年からウイルス様粒子(VLP)を使ったチクングンヤ熱ワクチンを開発。2010年、同ワクチン研究成果を米科学誌Nature Medicineで報告、VLPが表紙を飾る*1。2012年、同ワクチン他3種類のアルファウイルスワクチン開発でNIH最高賞Director’s Award受賞。現在、VLP Therapeutics, Inc. CEO・創業者、VLP Therapeutics Japan株式会社 代表取締役・創業者・最高研究開発責任者、東京工科大学 客員教授、京都大学医学研究科 特任准教授、株式会社フェニクシー スペシャルフェロー。

  1. Wataru Akahata et al. A virus-like particle vaccine for epidemic Chikungunya virus protects nonhuman primates against infection. Nature Medicine 16, 334–338 (2010)
    https://www.nature.com/articles/nm.2105