VLP Therapeutics が International Conference on Vaccines Research R&D 2015(ワクチン研究および開発国際会議2015)で講演

メリーランド州ゲーサーズバーグ ‐2015年11月2日‐ ゲーサーズバーグを拠点とし、独自の新規ワクチン技術に基づく予防および治療ワクチンと次世代標的化抗体医薬の研究開発を行う VLP Therapeutics, LLC.(「VLP」)は、VLPの最高経営責任者である赤畑渉博士が、2015年11月3日火曜日、東部標準時間午後4:00に International Conference on Vaccines Research and Development 2015(ワクチン研究および開発国際会議2015)において講演を行う予定であることを発表しました。同会議は、メリーランド州リンティカム市の DoubleTree ヒルトン・バルティモア・ワシントン国際空港で開催されます。

以下は、同会議で赤畑博士が予定している講演です:
『アルファウイルス様粒子(i-αVLP)プラットフォームを用いたマラリアワクチンの開発』 
- トラックB 、ハーバールーム、2015年11月3日(火)4:00pm~4:20pm

VLP Therapeutics社について

VLP Therapeutics, LLC(VLP)は、世界のアンメット・メディカル・ニーズに対処するため、従来のワクチン療法や標的化抗体療法を一変させる革新的な治療法を開発することをミッションとして、バイオ 医薬品分野における経験が豊富な専門家たちにより2012年に設立されました。弊社のビジョンは、革新的な次世代 i-αVLP(挿入アルファワクチン様粒子)技術を通じ、21世紀のグローバルな公衆衛生問題に取り組むことです。VLP 社は現在、予防および治療ワクチンの開発と同時に、がん、感染症、自己免疫疾患および神経疾患の治療となる次世代の標的化抗体医薬の開発も行っています。

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VLPセラピューティクス・ジャパンについて

VLP Therapeutics Japan株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:赤畑渉)は2020年、米国VLPセラピューティクスの100%子会社(当時)として設立されました。2024年現在、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)*1、AMED先進的研究開発戦略センター(SCARDA)*2 及び厚生労働省*3 の支援により、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)等に対するワクチンを、VLPセラピューティクス保有の自己増殖RNA(レプリコン)技術を用いて研究・開発中です。

  1. AMED事業名:令和2年度「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対するワクチン開発」(2次公募)/課題名「自己増殖RNAテクノロジーを用いたわが国における新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対するワクチン開発」
    https://www.amed.go.jp/koubo/11/02/1102C_00002.html
  2. AMED SCARDA事業名:令和5年度 「ワクチン・新規モダリティ研究開発事業(一般公募)」/課題名「レプリコンプラットフォームテクノロジーを用いた今後出現する株を含めたユニバーサルコロナワクチン開発」
    https://www.amed.go.jp/koubo/21/02/2102C_00004.html
  3. 厚生労働省:ワクチン生産体制等緊急整備事業(第2次公募)採択結果
    https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_20482.html
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VLPセラピューティクスについて

VLP Therapeutics, Inc.(本社:米国メリーランド州ゲイサーズバーグ、CEO:赤畑渉)は2013年、世界の「満たされていないメディカル・ニーズ」に応え、従来のワクチン療法を一変する革新的な治療法を開発するため、赤畑渉が上野隆司博士、久能祐子博士らと設立しました。2024年現在、がんに対する治療ワクチンと、マラリア、デング熱、インフルエンザ等感染症に対する予防ワクチンの研究開発を進めています。

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赤畑渉(あかはたわたる)について

1997年、東京大学教養学部卒業、京都大学人間・環境学研究科入学。京都大学ウイルス研究所の速水正憲教授のもとHIVワクチンの研究開発に携わり、2002年に博士号取得。同年~2012年、米国立衛生研究所(NIH)ワクチン研究センター勤務。2009年からウイルス様粒子(VLP)を使ったチクングンヤ熱ワクチンを開発。2010年、同ワクチン研究成果を米科学誌Nature Medicineで報告、VLPが表紙を飾る*1。2012年、同ワクチン他3種類のアルファウイルスワクチン開発でNIH最高賞Director’s Award受賞。現在、VLP Therapeutics, Inc. CEO・創業者、VLP Therapeutics Japan株式会社 代表取締役・創業者・最高研究開発責任者、東京工科大学 客員教授、京都大学医学研究科 特任准教授、株式会社フェニクシー スペシャルフェロー。

  1. Wataru Akahata et al. A virus-like particle vaccine for epidemic Chikungunya virus protects nonhuman primates against infection. Nature Medicine 16, 334–338 (2010)
    https://www.nature.com/articles/nm.2105