メリーランド州ゲーサーズバーグ –2015年3月2日– 独自の新規ワクチン技術に基づく治療用および予防用ワクチンと次世代抗体医薬の研究開発を進め、ゲーサーズバーグを拠点とするバイオテクノロジー企業である VLP Therapeutics, LLC(「VLP」)は、モンゴメリー郡経済開発局(MCDED)から2015年 Life Sciences Impact Grant Award を獲得したことを、今日発表しました。MCDED が創設したこの助成金は、モンゴメリー郡のライフサイエンス企業に対し、事業と製品開発目標の推進のために授与されます。
VLP の共同創業者兼最高経営責任者である赤畑渉博士は「弊社は、Life Science Impact Grant Award の受賞者の1つに選ばれて非常に光栄です」と語りました。「我々は、IMPACT 助成金を、弊社のマラリアワクチン候補を臨床試験に向けて前進させるために使用します。マラリアは、世界で最も深刻な公衆衛生問題の一つであり、多くの発展途上国で主要な死因となっています。しかしながら、現在のところ利用可能なワクチンはありません。助成金は、このプログラムに関する弊社の製品開発プランを促進させるだけでなく、現在治療法がない疾病に対して新規かつ革新的なワクチンを開発すること、および世界的な公衆衛生の向上に寄与することへの弊社のコミットメントを前進させるものです」と、赤畑博士は続けました。
モンゴメリー郡経済開発局について
MCDED は、既存企業の保持と成長をもたらし、新たな雇用創出を刺激し、すべての事業の起業機会を向上させる、グローバルな競争力のある、高度に多様化した、知識ベースの経済になるというこの郡の経済発展ビジョンを実現することを託されています。当局は、郡のビジネス、雇用、および税基盤を刺激・拡大するための幅広いプログラム、サービス、提携の機会、および戦略的財務資源を提供しています。さらに詳しい情報は、当局のウェブサイト www.choosemontgomerymd.com をご覧ください。