新型コロナウイルス感染症、マラリア、がん等のワクチンを研究開発するVLP Therapeutics, Inc.(本社:米国メリーランド州ゲイサーズバーグ、CEO:赤畑渉、以下「VLPセラピューティクス」又は「当社」)は、当社の開発加速と事業化推進のため、元ジャフコグループ株式会社ベンチャーキャピタリストとして医薬・バイオテック系スタートアップ投資を手掛けた豊田美和(とよだみわ)氏が3月15日付けで当社の最高事業開発責任者に就任したことをお知らせします。
豊田氏は2014年12月から2021年1月まで、ジャフコグループ株式会社のベンチャーキャピタリストとして、国内外の医薬・バイオテック系スタートアップ5社に対して投資を実行しました。投資後は社外取締役またはオブザーバーとして組織体制構築・人材採用・事業推進、資金調達などのハンズオン支援を行いました。
また、厚生労働省委託「医療系ベンチャー・トータルサポート事業」(MEDISO)のサポーターとしてスタートアップ経営コンサルティングに従事したほか、国立研究開発法人 科学技術振興機構(JST)大学発新産業創出プログラム(START)の事業プロモーターとして技術シーズの産業化を支援しました。
ジャフコグループ株式会社に所属するまでは、小野薬品工業株式会社の事業開発部および米国支社で導入候補化合物の探索、科学的・事業性評価、導出活動などに従事したほか、臨床開発部・開発企画部・創薬研究所で医薬品の研究開発に従事しました。
1997年、東京大学薬学系研究科修士課程修了。
◆ 豊田氏コメント
「VLPセラピューティクス社長の赤畑が発明したワクチン技術に魅了され、当社への参画を決意しました。当社のプラットフォーム技術は新型コロナウイルス感染症のみならず、がんやその他感染症など、幅広い疾患に対する治療薬・予防薬として応用可能と信じており、その事業化に携われることに大変喜びを感じております。製薬企業とベンチャーキャピタルでの経験を活かし、当社技術が一日でも早く病気と闘う人々に貢献することを目指して、実用化に向けて尽力したいと思います。」
◆ VLPセラピューティクスCEO赤畑渉コメント
「豊田氏は、ライフサイエンスバックグラウンドを持ち、製薬業界での十分な経験及び、ライフサイエンスの新しいテクノロジーへの評価、投資と運営の実績を兼ね備えた人材です。豊田氏の参画は、弊社での新しいがん治療用ワクチンや感染症ワクチン開発を米日で進めるうえで強力なアセットとなります。これらワクチンの早期実用化に向け、豊田氏の類まれなスキルセットと経験を存分に活かしてもらいたいと考えています。」
◆ 問い合わせ先
VLPセラピューティクス 国際広報・IR部長 飯島由多加