VLPセラピューティクス・ジャパン合同会社と同社CEO赤畑渉が、3月10日発売の書籍『新型コロナウイルスワクチンのすべてがわかる本』(宝島社、峰宗太郎 監修)で紹介されました。同社が研究開発を進める新型コロナウイルスワクチンの特徴や開発状況について、インタビュー形式で4ページにわたり掲載されています。
出版元/販売元リンク
- 『新型コロナウイルスワクチンのすべてがわかる本』宝島社 TJ Mook / Amazon
VLPセラピューティクスについて
VLP Therapeutics, Inc.(本社:米国メリーランド州ゲイサーズバーグ、CEO:赤畑渉)は2013年、世界の「満たされていないメディカル・ニーズ」に応え、従来のワクチン療法を一変する革新的な治療法を開発するため、赤畑渉が上野隆司博士、久能祐子博士らと設立しました。2021年現在、がんに対する治療ワクチンと、マラリア、デング、新型コロナウイルス感染症に対する予防ワクチンの研究開発を進めています。
VLPセラピューティクス・ジャパンについて
VLP Therapeutics Japan合同会社(本社:東京都千代田区、代表職務執行者:赤畑渉)は2020年、米国VLPセラピューティクスの100%子会社として設立されました。2021年現在、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の支援1により、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対するワクチンを、VLPセラピューティクス保有の自己増殖RNA(レプリコン)技術を用いて研究・開発中です。同ワクチンの製造は、富士フイルム株式会社が行う予定です2。
- AMED事業名:令和2年度 「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対するワクチン開発」(2次公募)/課題名:「自己増殖RNAテクノロジーを用いたわが国における新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対するワクチン開発」
- 富士フイルム株式会社プレスリリース(2020年10月1日付け)「バイオテクノロジー企業VLP Therapeutics社と新型コロナウイルス感染症ワクチン候補の製剤の製造受託契約を締結」
赤畑渉(あかはたわたる)について
1997年、東京大学教養学部卒業、京都大学人間・環境学研究科入学。京都大学ウイルス研究所の速水正憲教授のもとHIVワクチンの研究開発に携わり、2002年に博士号取得。同年~2012年、米国立衛生研究所(NIH)ワクチン研究センター勤務。2009年からウイルス様粒子(VLP)を使ったチクングンヤ熱ワクチンを開発。2010年、同ワクチン研究成果を米科学誌Nature Medicineで報告、VLPが表紙を飾る。2012年、同ワクチン他3種類のアルファウイルスワクチン開発でNIH最高賞Director’s Award受賞。2021年現在、VLP Therapeutics, Inc. CEO、創業者。VLP Therapeutics Japan合同会社 代表職務執行者、創業者、最高研究開発責任者。東京工科大学 客員教授。京都大学医学研究科 特任准教授。