VLP Therapeutics Japan 合同会社(代表職務執行者:赤畑渉、以下「VLP セラピューティクス・ジャパン」)は、同社が開発する新型コロナウイルス感染症(以下「COVID-19」)ワクチンの製剤に関する製造委託契約を富士フイルム株式会社(社長:助野健児、以下「富士フイルム」)と締結しました。
VLP セラピューティクス・ジャパンが日本で開発を目指すワクチンは、同社の完全親会社である米国 VLP Therapeutics, LLC(本社:メリーランド州ゲイサーズバーグ、CEO:赤畑渉)が保有する基盤技術を用いた自己増殖 RNA(レプリコン)ワクチンで、安全性が高く、高い免疫誘導能を示す新たな第2世代ワクチンです。富士フイルムは、VLP セラピューティクスジャパンのワクチンの有効成分である自己増殖RNAを内包する脂質ナノ粒子(Lipid Nanoparticle)製剤の製造を受託します。
VLP セラピューティクス・ジャパンの COVID-19 に対するレプリコンワクチンは、2020年8月に、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)が公募した令和2年度「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対するワクチン開発」(2次公募)の研究開発課題として採択され、今後、国立研究開発法人国立国際医療研究センター、国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所、国立大学法人大分大学および公立大学法人大阪 大阪市立大学と共同して、同ワクチンの臨床開発を日本で進めます。
富士フイルムとのアライアンスにより、迅速かつ安定供給可能な COVID-19 に対するレプリコンワクチンの製造を進めます。
VLP Therapeutics Japan 合同会社について
VLP セラピューティクス・ジャパンは、米国でワクチンの研究開発を行う VLP Therapeutics, LLC の100%子会社です。
詳細な情報は https://vlptherapeutics.co.jp/ をご参照下さい。